まっしろライター

※はてなブログからWordPressに移転しました。自動的に新URLに飛びます。

きららファンタジアを絶対にプレイしてはいけない3つの理由

こんにちは。「まっしろライター」のましろ(@mashirog)です。

今回は、「きららファンタジア」というゲームについて。


きららファンタジア
きららファンタジア
開発元:Aniplex Inc.
無料
posted withアプリーチ


『ひだまりスケッチ』や『NEW GAME!』など、アニメ化された「まんがタイムきらら」シリーズの作品のヒロインたちが勢揃いする、スマホ向けRPGです。

私自身、きらら作品が大好きなので、リリースされる前からプレイできる日を楽しみにしていました。



しかし、このきららファンタジア、絶対にプレイしてはいけません。きらら作品が好きな方は特に。

自分も、リリース日(2017年12月11日)から毎日ログインして、デイリーミッション、ウィークリーミッションも欠かさずこなしてきましたが、今までに費やした時間を考えるとぞっとします。

なぜプレイしてはいけないか? その理由を正直にお話ししたいと思います。



理由1:原作へのリスペクトを感じる

私はこれまで、スマホゲーム(ソーシャルゲーム)をほとんどプレイしたことがありません。アニメが放送されていたときに「SHOW BY ROCK!!」を少しやったくらいです。

そのため、他のゲームとは比べられませんが、きらファンのシステムや運営がちょっとイマイチだな、と思うことはたまにあります。

※例:戦闘が単調、とっておき(戦闘中の必殺技)のムービーが飛ばせない、ガチャで出てくるキャラが被りすぎる、メンテナンス時間が長い、etc



それでもきららファンタジアを毎日プレイしているのは、ゲーム中のセリフなどから、原作へのリスペクトが伝わってくるからです。

原作つきのキャラゲーにありがちな、「○○はそんなこと言わない!」と思うシーンがほとんどない。

おそらく、アニメ1作品を作るのと同じか、それ以上に原作を読み込んでシナリオを書かれたのではないでしょうか。


f:id:mashirog:20180331180500p:plain


特に感動したのが、クロスシナリオ

きららファンタジアでは、キャラそれぞれに「なかよし度」というパラメータが設定されていて、敵と戦ってなかよし度を上げると短いイベントが見られるようになっています。

さらに一定の条件を満たすと、別々の作品のキャラ同士が会話をするイベントも発生します。これがクロスシナリオです。

その内容も、「このふたりが出会ったらこういうこと言うだろうなー」と思うものになっている。きらら作品が好きな方なら、見ておいて損はありません。



ただ、このクロスシナリオを見るためのハードルが非常に高いんですよね……。

「一定の条件」とは、クロスシナリオが用意されているキャラのなかよし度を4にすることですが、3から4に上げるためにはなかよし度が15,000必要です。

1回の戦闘で得られるなかよし度は多くても300ほどなので、50回は戦わないといけない。



しかし、きららファンタジアには一般的なスマホゲームと同じく「スタミナ(ライフ)」という概念があるため、連続で戦うことはできません。

なかよし度を上げる課金アイテムもないので、毎日ログインしてこつこつ戦うしかない。そうなると、なかよし度を4にするには早くても1週間くらいかかる。

このように、プレイヤーの時間をじわじわ搾取する仕組みになっているわけです。おそろしい。


理由2:原作者の描きおろしイラストが拝める

きららファンタジアに登場するヒロインたちは、「召喚」によって異世界(各作品の世界)からゲーム内の世界に呼び出されるという設定になっています。

召喚とは、つまり「ガチャ」です。課金しても好きなキャラが出てこなくて数十万円を無駄にした方もいるなど、社会問題にもなりました。



ガチャなんか引いても手に入るのはただの1枚絵じゃないか、という意見もありますが、きららファンタジアの召喚はひと味違います。

なにせ、召喚で手に入るカードのイラストは、すべて原作者の先生が描かれたものですからね。

しかも、高レアリティの星5と星4のカードにいたっては、きらファンのゲーム内でしか拝めない描きおろし(星3は既存イラスト)。


f:id:mashirog:20180331180514p:plain


きららファンタジアは西洋ファンタジー風の世界観のゲームですが、参戦しているきらら作品の大半は現代日本の高校が舞台です。

普段は学校の制服を着ているヒロインたちが魔法使いや騎士の格好をしている、原作者描きおろしのイラストが手に入る。

絵師が公表されてない、ただの1枚絵なんてレベルじゃない。原作のファンであれば、欲しいに決まっていますよね?



もちろん、他のスマホゲームのガチャと同様、召喚は好きなだけできるわけではありません。

召喚を行うためには「星彩石」というアイテムが必要で、1回で40個、星4以上のキャラひとりが確定する10連召喚では400個が必要になります。

この星彩石は、ログインボーナスやデイリーミッションの達成時などに手に入ります。

ゲーム内課金をすれば星彩石を購入することもできますが、色々な意味で終わってしまう気がするので、今のところ課金はしていません。

無課金でも、毎日こつこつプレイしていれば、1ヶ月に2回くらいは10連召喚ができますからね。

召喚をして、原作者の描きおろしイラストを拝むためには、時間かお金のどちらかを差し出さなければならない。この二者択一が悩ましい。


理由3:期間限定イベントが引っきりなしに開催される

きららファンタジアでは、メインクエストと曜日クエストの他に、定期的に期間限定イベントが開催されます。

イベントで集めたアイテムは、キャラを「限界突破」「進化」させるアイテムなどと交換できます。

というより、これらのアイテムは、他のクエストではほとんど手に入りません。逆に、期間限定イベントでならあっさり手に入る。

キャラを進化させると、カードのイラストも新しいものに変わるため、期間限定イベントへの参加はほぼ必須でしょう。

何としてでもゲームにログインさせよう、イベントに参加させようという魂胆が透けて見えますね。


f:id:mashirog:20180331180526p:plain


ちなみに、期間限定イベントには主に2種類あります。

ひとつは、クリスマス、バレンタインデーなど、実際の季節に連動したイベント。

もうひとつは、参戦するきらら作品が増えたときに、その作品をフィーチャーするためのイベント。

特に後者の、先月開催された『夢喰いメリー』参戦記念イベントのクオリティが高くて感動しました。

原作者の牛木義隆さんもイベントのシナリオを監修されたらしく、原作を知らない方にも『夢喰いメリー』はこういう話なんだと魅力が伝わる内容になっています。



『夢喰いメリー』は2011年にアニメ化された作品ですが、お世辞にも評価が高かったとは言えず、アニメスタッフの発言が物議をかもしたこともありました。

(詳細を書くつもりはないので、気になる方は「夢喰いメリー アニメ」で検索してください)

きららアニメ化作品として数えるのもはばかられる状態になっていた中、きららファンタジアで原作の良さを汲み取ったイベントが開催されたことで、牛木義隆さんも多少なりとも溜飲が下がったのではないでしょうか。

この作品で初主演を務めた佐倉綾音さんも、久しぶりにメリーを演じられてうれしかったと思います。



何より、『夢喰いメリー』を参戦させようと考えたきららファンタジアのスタッフがすごい。

星彩石が目的でなく、純粋に応援する意味で、1回くらいなら課金してもいいかなと思ってしまいます。もう少しお金に余裕ができたらですが……。


スポンサードリンク


おわりに:言うまでもなくネタ記事です

お分かりになっていただけると思いますが、「絶対にきららファンタジアをプレイするなよ!」というネタ記事です。

前に『ブレンド・S』のアニメ化が発表されたときも似たような記事を書きましたが、あちらは意図が伝わりきらなかったと反省しているので、もう少し分かりやすくしてみました。

4月から参戦する『ゆるキャン△』『スロウスタート』のためにも、星彩石を貯めておこうと思います。

あ、もしプレイされている方がいらっしゃったら、ぜひフレンド登録をお願いいたします↓

JX4VJGRRNY

f:id:mashirog:20180331180559p:plain